親知らずの抜歯、保険は適用されるの?
こんにちは!仙台の歯科クリニック『デンタルフラッグ・ステージ二日町』の院長、前澤訓(マエザワサトシ)です。
今回は、「親知らずの抜歯、保険は適用されるの?」というテーマでお話ししていきたいと思います。親知らずの抜歯をご検討中の方から、よくご質問をいただくのが「これって保険の対象ですか?」という点。今回は、親知らずの抜歯における保険適用の考え方や、保険と自費の違い、そして気になる費用感などについて、なるべくわかりやすくご説明していきますね。
■ 結論からお伝えすると、親知らずの抜歯は、ほとんどの場合で健康保険が適用されます。
■ 保険診療の費用
保険診療では、治療費の1〜3割をご負担いただくだけで済みます。
たとえば、親知らずの抜歯1本で、3,000円〜5,000円前後の負担になることが多いです(初診料等は別途)。
一方で、自費診療の場合は、クリニックによって価格設定が異なりますが、1本2万円〜5万円程度が相場とされています。
■ 「費用が心配」という方もご安心ください
抜歯の費用や保険の適用範囲については、カウンセリング時にしっかりとご説明していますので、安心してご来院ください。「抜歯したいけど費用が不安…」という方も、まずは診察を受けていただき、実際にどういう状態かを見てから一緒に判断していきましょう。
長年の経験と実績をもとに、やさしく丁寧な説明と処置を心がけています。無理なく、納得して治療を進めていただけるよう配慮しております。
■ 学生さんや若い世代もお気軽に
特に10代後半〜20代前半の方で「将来的なリスクが気になる」「矯正を考えている」という理由で親知らずの抜歯を検討される方も多くいらっしゃいます。
この年代は親知らずが完全に生えきっていなかったり、違和感があっても症状が出ていなかったりと、判断が難しいケースも少なくありません。そのため、費用のことも含めて気軽に相談できる場所が必要だと感じています。
当院では、無理に抜歯をすすめることはありません。状態に応じて、病院歯科へのご紹介や経過観察という選択肢も含めてご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
次回は「親知らずが原因で口が開かない?それって顎関節症?」というテーマでお届け予定です。こちらもぜひご覧くださいね!
監修:デンタルフラッグ・ステージ二日町 院長 前澤訓(マエザワサトシ)
宮城県仙台市出身
日本歯科大学生命歯学部(東京) 口腔外科第二講座大学院卒業
2010年 デンタルフラッグ・ステージ二日町開業 院長
宮城県歯科医師会代議委員
宮城県歯科医師連盟評議委員
宮城県日本歯科大学校友会理事
社会福祉法人未来福祉会理事
仙台市立広瀬中学校校医
ミッキーこども園園医(北仙台園、八乙女園、泉中央園、八乙女中央園、榴ヶ岡公園前園)
ぶんぶん保育園園医(二日町園、小田原園)
少林寺拳法中拳士三段
(2025年4月現在)