赤ちゃんの歯はいつからケアする?0歳から始めるお口の健康習慣

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こんにちは。仙台市青葉区二日町の歯科クリニック『デンタルフラッグ・ステージ二日町』院長 前澤訓(マエザワサトシ)です。

「赤ちゃんの歯って、いつからケアしたらいいの?」
これは、とてもよく聞かれる質問のひとつです。

歯が生えそろうのはまだ先だから、
「歯みがきはもう少し大きくなってからでいいかな」
そう思われる親御さんも多いかもしれません。

でも実は、赤ちゃんのお口のケアは“歯が生える前”から始まっています。
今回は、0歳からできるお口のケアについて、わかりやすくお話ししますね!


赤ちゃんの歯はいつ生えてくる?

一般的に、赤ちゃんの最初の歯(乳歯)は
生後6か月ごろに、下の前歯から生えてくることが多いです。

ただし、
・4か月ごろに生える子
・1歳近くまで生えない子
など個人差はとても大きく、「早い・遅い」で心配しすぎる必要はありません。

大切なのは歯が生える前からお口に触れることに慣れておくことです。


歯が生える前からできる「お口ケア」

歯がまだなくても、お口の中には母乳やミルクの成分が残ります。
そのままにしておくと、細菌が増えやすい環境になってしまいます。

そこでおすすめなのが、
ガーゼを使ったやさしいケアです。

● やり方の目安

・授乳後や寝る前に
・清潔なガーゼを指に巻く
・歯ぐきやほっぺの内側、舌をそっとぬぐう

ゴシゴシこする必要はありません。
「お口を触られるのは当たり前」という感覚を作ってあげることが目的です。

この時期のケアは、将来の歯みがきをスムーズにする大切な準備でもあります。


歯が生え始めたらどうする?

最初の歯が顔を出したら、いよいよ歯のケアがスタートです。

とはいえ、いきなり歯ブラシを使う必要はありません。
最初はガーゼで歯の表面を軽く拭うだけでも十分です。

慣れてきたら、
・赤ちゃん用の歯ブラシ
・毛がやわらかく、ヘッドが小さいもの
を使って、1日1回、短時間でOKです。

この時期は「きれいに磨く」よりも、
歯みがきの時間=楽しい時間にすることが何より大切です。


赤ちゃん用歯みがき粉は必要?

「歯みがき粉は使った方がいいですか?」
これもよくある質問です。

歯が数本のうちは、基本的には水だけで問題ありません。
フッ素入りの歯みがき粉を使う場合も、
・ごく少量
・年齢に合ったもの
を選ぶことが大切です。

心配な場合は相談しながら進めていきましょう。


仕上げみがきはいつから?

赤ちゃん自身が歯を磨けるようになるのは、まだまだ先です。
そのため、保護者の仕上げケアは必須になります。

最初は短時間でも大丈夫。
・寝る前
・機嫌の良いタイミング
を選んで行いましょう。

嫌がる日は無理をせず、
「今日はガーゼだけ」「今日は前歯だけ」
など、できる範囲で続けることがポイントです。


虫歯予防は生活習慣から始まる

赤ちゃんの虫歯予防は、歯みがきだけではありません。

・だらだら授乳、だらだら飲み
・甘い飲み物を頻繁に与える
・家族からの口移し

こうした習慣は、虫歯のリスクを高めます。

特に、周囲の大人のお口の健康状態はとても重要です。
大人の虫歯菌が赤ちゃんにうつることもあるため、
家族全員での口腔ケアが、赤ちゃんを守ることにつながります。


歯科デビューはいつがいい?

おすすめは、
歯が生え始めた頃〜1歳前後です。

この時期の受診は、
・治療のため
ではなく、
・お口のチェック
・ケア方法の確認
・保護者の不安解消
が目的です。

「何も問題がないからこそ来てほしい」
それが赤ちゃんの歯科受診です。


まとめ:0歳からのケアが一生の土台に

赤ちゃんのお口のケアは、
「歯が生えてから」ではなく、**「歯が生える前から」**始まります。

完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、
・毎日の中で少しずつ
・親子で無理なく
・楽しく続けること。

小さな積み重ねが、
将来の虫歯予防、歯並び、そしてお口の健康につながっていきます。

「これで合っているのかな?」
「嫌がるけど大丈夫?」
そんな時は、いつでもご相談くださいね。


監修:デンタルフラッグ・ステージ二日町 院長 前澤訓(マエザワサトシ)

宮城県仙台市出身
日本歯科大学生命歯学部(東京) 口腔外科第二講座大学院卒業
2010年 デンタルフラッグ・ステージ二日町開業
宮城県歯科医師会代議委員
宮城県歯科医師連盟評議委員
宮城県日本歯科大学校友会理事
社会福祉法人未来福祉会理事
仙台市立広瀬中学校校医
ミッキーこども園園医
ぶんぶん保育園園医
少林寺拳法中拳士三段
(2026年1月現在)