3〜5歳の歯磨き、どう教える?

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こんにちは。仙台市青葉区二日町の歯科クリニック『デンタルフラッグ・ステージ二日町』院長 前澤訓(マエザワサトシ)です。

「自分で磨けるって言うけど、本当にちゃんと磨けてる?」
「仕上げ磨き、そろそろ嫌がるようになってきた…」
3〜5歳は、歯磨きに関して悩みが一気に増える時期です。
できることが増える一方で、まだまだサポートが必要。
この時期の歯磨きは、「任せすぎない」「やりすぎない」バランスがとても大切なんです!


3〜5歳は“歯磨き練習期”

この年代のお子さんは、
「自分でやりたい!」という気持ちが強くなります。
それはとても良いこと。
まずは、自分で磨かせてあげる時間をしっかり作ってあげましょう。

ただし、正直なところ…
3〜5歳で完璧に磨ける子はほとんどいません。
ここで大切なのが、
「自分磨き」+「仕上げ磨き」という考え方です。


子どもが磨くときのポイント

お子さんが自分で磨くときは、
・歯ブラシは年齢に合ったサイズ
・力を入れすぎない
・ゴシゴシ音が鳴らないくらい
を意識してあげてください。時間は、1〜2分程度で十分です。

鏡を見ながら磨いたり、歌を歌ったりすると、楽しく続けやすくなります。


仕上げ磨きはまだ必要?

「もう大きいから、仕上げ磨きは卒業でいいですか?」
という質問をよくいただきますが、答えはまだ必要です。
目安としては、
小学校低学年までは仕上げ磨きが必要です。
特に3〜5歳は、
・奥歯が生えそろってくる
・歯と歯の間が狭くなる
ため、むし歯のリスクが高い時期でもあります。


仕上げ磨きのおすすめ姿勢

おすすめは、
お子さんを寝かせて、親御さんが後ろから見る姿勢。
この姿勢だと、
・お口の中がしっかり見える
・短時間で終わらせられる
・磨き残しに気づきやすい
といったメリットがあります。
歯ブラシは、小さく動かして、
1本ずつなぞるように磨いてあげましょう。


磨き残しが多い要注意ポイント

3〜5歳で特に注意したいのは、
・奥歯のかみ合わせ
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・上の前歯の裏側
「全部一気に磨こう」とせず、
今日は奥歯中心、今日は前歯中心など、分けて考えてもOKです。


仕上げ磨きを嫌がるときは?

この時期になると、
「もう赤ちゃんじゃない!」と嫌がる子も増えてきます。
そんな時は、
・「最後はチェックだけね」と声かけ
・短時間で終わらせる
・できたら大げさなくらい褒める
無理に押さえつけるより、
歯磨き=認めてもらえる時間にしてあげることが大切です。


歯医者さんでできるサポート

3〜5歳は、歯医者さんにも少しずつ慣れていきたい時期です。
・歯磨きのチェック
・フッ素塗布
・歯並びやかみ合わせの確認
むし歯がなくても、ぜひ気軽に来てください。

歯医者さんは、
「怒られる場所」ではなく
**「歯を守る練習をする場所」**です。

毎日の歯磨きと仕上げ磨きで、
お子さんの大切な歯を一緒に守っていきましょう!


監修:デンタルフラッグ・ステージ二日町 院長 前澤訓(マエザワサトシ)

宮城県仙台市出身
日本歯科大学生命歯学部(東京) 口腔外科第二講座大学院卒業
2010年 デンタルフラッグ・ステージ二日町開業
宮城県歯科医師会代議委員
宮城県歯科医師連盟評議委員
宮城県日本歯科大学校友会理事
社会福祉法人未来福祉会理事
仙台市立広瀬中学校校医
ミッキーこども園園医
ぶんぶん保育園園医
少林寺拳法中拳士三段
(2026年2月現在)