親知らずは抜くべき?

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こんにちは!仙台市青葉区二日町、地下鉄「北四番丁駅」から歩いてすぐの歯科クリニック『デンタルフラッグ・ステージ二日町』院長の前澤 訓(まえざわ さとし)です。

皆さんに質問です。 「親知らず」という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか?

「とにかく痛そう…」 「いつか抜かなきゃいけないんでしょ?」 「歯医者さんに行ったら、すぐ抜こうって言われそうで怖い」

そんな風に、ちょっと「怖い存在」として思っている方が多いのではないでしょうか。 実際、診察室でも「痛くないんですけど、やっぱり抜くべきですか?」というご相談を本当によく受けます。

今日から全10回にわたって、親知らずのギモンをスッキリ解消するブログをスタートします!

第1回は、皆さんが一番知りたい「抜くべきか、抜かないほうがいいのか、その判断基準」について、わかりやすくお話ししますね!


そもそも「親知らず」って、どうして生えてくるの?

親知らずは、20歳前後で一番奥に生えてくる、お口の中で「一番最後にやってくる歯」です。

昔の人に比べて、現代の私たちは柔らかいものを食べるようになったので、顎がシュッと小さくなってきています。

そうなると、最後に生えてくる親知らずのための「座る席(スペース)」が足りなくなってしまうんです。

席がないから、斜めに生えたり、半分だけ顔を出したり、埋まったまま隣の歯を押しちゃったり……。これが、トラブルの始まりなんですね。


「抜いたほうが、これからのため!」と言える5つのケース

私たちが「この親知らずは、早めに抜くべきですね」とお伝えするのは、主に「今の歯、そして将来の歯を守るため」です。

① 歯茎が腫れて「痛い!」を繰り返すとき

親知らずの周りにバイ菌が入って腫れることを、私たちは「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」と呼びます。 「疲れた時に腫れるけど、寝たら治った」という方は要注意。バイ菌がいなくなったわけではなく、体が弱った時にまた暴れ出します。何度も繰り返すと、周りの骨までダメージを受けてしまうんです。

② 手前の「大事な歯」を虫歯にしそうなとき

これが一番の「抜く理由」かもしれません。 斜めに生えた親知らずの隙間は、ハブラシが届かない「バイ菌の隠れ家」になります。せっかく綺麗に磨いている手前の歯まで虫歯にしてしまうのは、本当にもったいないことです。

③ 歯並びがグイグイ押されているとき

親知らずが横向きに生えていると、隣の歯をずっと押し続けてしまいます。その力で前歯の歯並びまでガタガタになってしまうことがあるんです。「昔より歯並びが悪くなったかも?」という方は、親知らずが原因かもしれません。

④ 変なところに食べ物が詰まるとき

「いつもここに繊維質のものが挟まるんだよね」という場所が親知らずの周りなら、それはお掃除が限界に来ているサインです。

⑤ レンゲンで「袋のような影」が見えるとき

たまに、親知らずの周りに水の袋(嚢胞)ができることがあります。放っておくと骨を溶かしてしまうので、痛みが出る前に処置するこ逆に「抜かないほうがいい」のは、どんな時?

意外に思われるかもしれませんが、抜かないほうがいいケースもちゃんとあります!「親知らず=即・抜歯」ではないので、安心してくださいね。


逆に、抜かずに様子をみるケース

①真っ直ぐ生えていて、しっかり噛める

 上下の歯がピタッと合って、食べ物を噛むのに役立っているなら、それは立派な戦力です!

②将来の「予備」として取っておける

もし他の奥歯を失ってしまった時、親知らずをその場所に「お引越し(移植)」させて再利用できる場合があります。自分自身の歯なので、体への馴染みも抜群です。

③骨の中に完全に眠っていて、悪さをしない

 顎の奥深くでじっとしていて、隣の歯にも影響がないなら、無理に掘り起こす必要はありません。


自分ではわからない「隠れトラブル」が一番こわい

「痛くないから抜かないほうがいいよね」というお気持ち、とてもよくわかります。

でも、実は親知らずは「沈黙の爆弾」なんて呼ばれることもあるんです。

痛みがないまま、お隣の健康な歯の根っこを溶かしてしまっていたり、自分では見えないところで大きな虫歯を作っていたりすることがあります。 そうなってからでは、せっかくの健康な歯も一緒に抜かなければならなくなるかもしれません。

だからこそ、痛みが出る前に「自分の親知らずはどうなのかな?」と知っておくことが、一生自分の歯で美味しく食べるための判断基準になります。


デンタルフラッグ・ステージ二日町の「安心スタイル」

仙台市青葉区二日町のオフィス街で働く皆さんや、地域にお住まいの皆さんにとって、歯科クリニックは「怖い場所」であってほしくないと思っています。

当院では、いきなり「抜きましょう!」とは言いません。

  1. レントゲンで、親知らずの生え方や状況をチェックします

  2. 撮影した画像を一緒に見ながら、「なぜ抜いたほうがいいのか」「なぜ残しても大丈夫なのか」を丁寧にご説明します。

  3. もし抜くことになっても、「できるだけ痛くない・怖くない」工夫をたくさん用意しています。


まとめ:あなたの親知らず、一度「健康診断」してみませんか?

いかがでしたか? 親知らずの状態は、一人ひとり、そして左右でも全く違います。 ご自身で「抜くべきかな?」「抜かないほうがいいかな?」と悩む前に、まずはレントゲンを撮って、一緒にお口の未来を考えてみませんか?

あなたの不安に寄り添うクリニックでありたいと思っています。お仕事帰りや、お買い物のついでに、どうぞお気軽に相談にいらしてくださいね。


クリニック情報

デンタルフラッグ・ステージ二日町

  • 住所: 仙台市青葉区二日町7-6 第5ダイキンビル2階
  • 診療時間: 平日(月・火・水・金) 20:00まで診療(最終受付19:30)
  • 予約方法: 公式LINEからのネット予約も可能です

監修:デンタルフラッグ・ステージ二日町 院長 前澤訓(マエザワサトシ)

宮城県仙台市出身
日本歯科大学生命歯学部(東京) 口腔外科第二講座大学院卒業
2010年 デンタルフラッグ・ステージ二日町開業
宮城県歯科医師会代議委員
宮城県歯科医師連盟評議委員
宮城県日本歯科大学校友会理事
社会福祉法人未来福祉会理事
仙台市立広瀬中学校校医
ミッキーこども園園医
ぶんぶん保育園園医
少林寺拳法中拳士三段
(2026年4月現在)