顔の形が変わる!?食いしばりで「咬筋」が発達してしまう理由

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こんにちは!仙台市青葉区 北四番丁駅から歩いてすぐの歯科クリニック『デンタルフラッグ・ステージ二日町』院長 前澤訓(マエザワサトシ)です。

日々患者さまと接する中で、最近特に増えているのが「歯の悩み」ではなく「顔の形の悩み」に関するご相談です。

  • 「昔より顔の輪郭が四角くなってきた気がする……」
  • 「ダイエットしても顔だけ痩せない。エラが張っているのが気になる」
  • 「朝起きると顎が疲れていて、鏡を見ると顔がパンパン」

こうしたお悩み、実は「歯の食いしばり」が原因かもしれません。

「歯医者さんでエラ張りの相談?」と驚かれるかもしれませんが、実は歯科領域と顔のラインは、切っても切れない深い関係にあります。

今回は、なぜ食いしばりが「エラ張り」を引き起こし、あなたの顔の形を変えてしまうのか。そのメカニズムと解決策を徹底解説します!


「エラ張り」の正体は骨ではなく「筋肉」!?

「エラが張っているのは遺伝だから仕方ない」「骨格の問題だから削るしかない」と思っていませんか?

もちろん、生まれつきの骨格の影響もありますが、大人になってから「最近エラが目立ってきた」と感じる場合、その正体は骨ではなく「筋肉」である可能性が非常に高いのです。

その筋肉の名前は、「咬筋(こうきん)」です。

咬筋(こうきん)とは?

咬筋は、食べ物を噛むときに使う「咀嚼筋(そしゃくきん)」の一つです。頬のあたりに手を当てて、奥歯をグッと噛み締めてみてください。ポコッと硬く盛り上がる筋肉がありませんか?それが咬筋です。

この咬筋、実は人体の中でもトップクラスに強力な力を発揮できる筋肉。ここが過剰に発達してしまうことで、顔の横幅が広がり、いわゆる「エラが張った顔立ち」になってしまうのです。


なぜ「食いしばり」で顔が大きくなるのか?(筋肥大のメカニズム)

皆さんは、スポーツジムで筋トレをすると筋肉が太くなる「筋肥大」をご存知ですよね?重いダンベルを持ち上げ続けると、腕や足が太くなります。

実は、「食いしばり」は、お顔の中で毎日24時間「超ハードな筋トレ」をしているのと同じ状態なのです。

食いしばりによる「筋肥大」のステップ

  1. 無意識の過負荷: ストレスや集中している時、寝ている間に、無意識に奥歯を強く噛み締めます。

  2. 咬筋へのダメージと修復: 強い力がかかり続けることで、咬筋の筋繊維が刺激されます。

  3. 筋肉の発達: 刺激を受けた筋肉は、その負荷に耐えようとしてどんどん太く、硬く育っていきます。

  4. 顔の変化: 厚みを増した咬筋が外側へ張り出し、フェイスラインを四角く変形させます。

本来、食事で噛む時に必要な力はそれほど大きくありません。しかし、無意識の「食いしばり」や「歯ぎしり」でかかる力は、自分の体重の数倍(60kg〜100kg以上!)に達することもあります。これを毎日繰り返せば、お顔の筋肉がムキムキになってしまうのも無理はありません。


「食いしばり」が引き起こす美容面への悪影響

エラが張ることで、見た目には以下のような変化が現れます。

  • 顔が大きく見える(大顔化): 横幅が出るため、全体的に顔の面積が広く見えます。
  • 老けて見える: 咬筋が発達しすぎると、頬の下に影ができたり、皮膚が引っ張られて「ほうれい線」や「マリオネットライン」が目立ちやすくなります。
  • 表情が硬くなる: 筋肉が常に緊張しているため、笑顔がぎこちなくなったり、不機嫌そうな印象を与えてしまうことも。
  • 左右差が出る: 片側だけで噛む癖や、片側だけ強く食いしばる癖があると、顔の左右のバランスが崩れてしまいます。

あなたは大丈夫?「食いしばり」セルフチェック

「私は食いしばっていないから大丈夫」と思っている方ほど、実は無意識にやっていることが多いものです。以下の項目に心当たりはありませんか?

  • [ ] 気がつくと、上下の歯が接触している(通常、安静時は隙間があるのが正常です)

  • [ ] 朝起きた時に、顎の疲れや重だるさを感じる

  • [ ] 頬の内側の粘膜に、白い横線の跡がついている

  • [ ] 舌の縁がガタガタ(歯の跡)になっている

  • [ ] 慢性的な肩こりや頭痛がある

  • [ ] 集中すると、つい奥歯に力が入る

  • [ ] 歯の先端がすり減っている、または詰め物がよく外れる

1つでも当てはまる方は、日常的な食いしばりによって咬筋が「絶賛トレーニング中」かもしれません。


歯科医院でできる「エラ張り・食いしばり」の解決策

エラ張りを解消するために「美容外科で骨を削る」のは、非常に大きなリスクとコストが伴います。しかし、原因が「咬筋の発達」であれば、歯科医院でのアプローチで改善が期待できます。

デンタルフラッグ・ステージ二日町では、以下の方法で「機能」と「見た目」の両面からサポートしています。

① マウスピース療法(ナイトガード)

寝ている間の無意識な食いしばり・歯ぎしりから歯と筋肉を守ります。 専用のマウスピースを装着することで、噛み締めによる圧力を分散させ、咬筋への過剰な刺激を抑えます。これにより、筋肉の緊張が解け、徐々にエラ張りがスッキリしてくる方も多いです。

② ボツリヌス療法(ボトックス治療)

「歯医者でボトックス?」と思われるかもしれませんが、実は歯科で行うボツリヌス療法は非常に理にかなっています。 咬筋に天然のタンパク質を注入し、筋肉の過剰な動きを一時的に抑制します。「噛む」という日常動作には支障がない程度にパワーダウンさせることで、筋肥大を防ぎ、シュッとしたフェイスラインへ導きます。 ※食いしばりによる頭痛や肩こりの軽減にも非常に効果的です。

③ TCH(歯の接触癖)の改善指導

起きている間に無意識に歯を触れさせてしまう癖を、行動療法で改善していきます。まずは「あ、今噛んでる!」と自覚することが第一歩です。


まとめ:小顔への近道は「歯医者さん」にあり

エラ張りの悩みは、単なる美容の問題ではなく、お口周りの筋肉の「過緊張」という健康問題のサインでもあります。

筋肉を緩めてあげることは、「小顔になる」という美容的メリットだけでなく、「歯を長持ちさせる」「顎関節症を防ぐ」「肩こりを解消する」といった健康的メリットにも直結します。

仙台市青葉区の『デンタルフラッグ・ステージ二日町』では、患者さま一人ひとりの噛み合わせの状態や筋肉の発達具合を丁寧に診断し、あなたに最適なケアをご提案しています。

「私のエラ張り、もしかして食いしばりのせい?」 そう感じたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

健康的な歯と、スッキリしたフェイスライン。その両方を手に入れて、もっと自分に自信を持てる毎日をスタートさせましょう!


クリニック情報

デンタルフラッグ・ステージ二日町

  • 住所: 仙台市青葉区二日町7-6 第5ダイキンビル2階

  • 診療時間: 月・火・水・金(平日20:00まで診療 / 最終受付19:30)   木・土(最終受付14:30)

  • お休み: 日曜・祝日


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監修:デンタルフラッグ・ステージ二日町 院長 前澤訓(マエザワサトシ)

宮城県仙台市出身
日本歯科大学生命歯学部(東京) 口腔外科第二講座大学院卒業
2010年 デンタルフラッグ・ステージ二日町開業
宮城県歯科医師会代議委員
宮城県歯科医師連盟評議委員
宮城県日本歯科大学校友会理事
社会福祉法人未来福祉会理事
仙台市立広瀬中学校校医
ミッキーこども園園医
ぶんぶん保育園園医
少林寺拳法中拳士三段
(2026年5月現在)