こんにちは!仙台市青葉区 北四番丁駅から歩いてすぐの歯科クリニック『デンタルフラッグ・ステージ二日町』院長 前澤訓(マエザワサトシ)です。
当院は官公庁やオフィスビルが立ち並ぶエリアにあるため、日々多くのデスクワーカーの皆さまにご来院いただいています。
その中で、虫歯ではないのに「歯が浮くような感じがする」「顎が重だるい」と訴える方が非常に増えています。
お話を伺うと、共通しているのは「仕事中の集中力」。
実は、PC作業やスマホ操作に集中している時、無意識のうちに「上下の歯を接触させ続けている」方が非常に多いのです。
この何気ない癖、専門用語で「TCH(歯列接触癖)」と呼びます。
今回は、この「静かなる悪癖」の恐ろしさと対策について徹底解説しますね!
意外な事実!本来、上下の歯は「触れていない」のが正常
まず、皆さまに驚きの事実をお伝えします。 「人間が1日のうち、上下の歯を接触させている時間は合計で何分くらいだと思いますか?」
正解は、食事の時間を含めてもわずか「15分〜20分」程度です。
それ以外の時間、唇は閉じていても、上下の歯の間には1〜3mm程度の隙間(安静空隙)があるのが正常な状態です。
「歯が触れているのが当たり前」だと思っていたら、それはすでにイエローカードかもしれません。
TCH(歯列接触癖)とは?「微弱な力」が招く悲劇
TCHとは、Tooth Contacting Habitの略で、「上下の歯を、弱い力で持続的に接触させてしまう癖」のことです。
「ググッと強く噛んでいるわけじゃないから大丈夫」と油断してはいけません。 実は、「弱く、長時間」触れ続けることこそが、お口のトラブルの最大の原因になるのです。
なぜ「微弱な力」が危険なのか?
筋肉には「持続的な緊張」に弱いという特性があります。 例えるなら、「重いダンベルを一瞬持ち上げる(強い食いしばり)」よりも、「500mlのペットボトルを腕を伸ばしたまま1時間持ち続ける(TCH)」方が、筋肉へのダメージは深刻です。
歯が触れ合っている間、脳は「噛んでいる」と認識し、噛むための筋肉(咬筋など)にずっと微弱な指令を出し続けます。これにより、筋肉が休まる暇がなくなり、血流が悪化。結果として、顎の痛み、エラ張り、ひどい肩こりや頭痛を引き起こすのです。
なぜ仕事中、スマホ・PC操作でTCHが起きるのか?
二日町のオフィスで働く皆さま、こんな場面に心当たりはありませんか?
集中してメールを打っている時
スマホで資料をチェックしている時
難しい顔をして会議の資料を読み込んでいる時
人間は、何かに集中したり、緊張したりすると、無意識にお口周りに力が入る習性があります。特に最近は、「うつむき姿勢」がTCHを助長しています。
「うつむき姿勢」の罠
PCやスマホを覗き込むように顔を前に出すと、重力で下顎が前に押し出され、上下の歯が接触しやすくなります。この姿勢で数時間仕事を続けることは、お顔の筋肉にとって「地獄のロードワーク」をしているようなものなのです。
TCHが引き起こすオフィスワーカーへの「実害」
TCHを放置すると、仕事のパフォーマンスを著しく低下させる症状が現れます。
慢性的な疲労感と頭痛: 側頭筋(こめかみの筋肉)が緊張し、締め付けられるような「緊張型頭痛」の原因になります。
歯がしみる(知覚過敏): 常に圧力がかかることで歯の根元が削れたり、ひび割れたりして、冷たいものがしみるようになります。
詰め物がよく外れる・壊れる: 歯科治療をしても、TCHがある方は詰め物の寿命が極端に短くなります。
舌や頬の違和感: 常に歯を押し付けているため、舌の縁がガタガタになったり、頬の内側に白い線がついたりします。
今日からできる!TCHを撃退する「リマインダー法」
TCHは「無意識の癖」であるため、自分の意志だけで治すのは至難の業です。そこで、当院で推奨している最も効果的なトレーニングが「リマインダー法(貼り紙法)」です。
やり方は簡単!
シールを貼る: PCのモニターの端、デスクの電話、スマホの裏など、仕事中に必ず目が入る場所に小さなシールを貼ります。
合言葉を決める: そのシールが目に入ったら、「歯を離して、肩の力を抜く」という動作をセットで行います。
深呼吸: 歯を離すと同時に、鼻から息を吸ってゆっくり吐き出しましょう。
これを繰り返すことで、脳が「あ、今は歯を離すべきなんだ」という正しい状態を学習し、徐々に無意識でも歯が離れるようになっていきます。
デンタルフラッグ・ステージ二日町からのアドバイス
「たかが歯が触れているだけ」と軽視されがちなTCHですが、実は多くの現代病の根源となっています。
当院では、お口の中を拝見すれば、その方がTCHを持っているかどうかすぐに分かります。歯の摩耗具合や、粘膜の状態、筋肉の張り……身体は正直にサインを出しているからです。
もし、この記事を読みながら「あ、今、歯が触れてた!」と気づいた方は、すでに改善のチャンスを掴んでいます。
- 仕事終わりの顎の疲れが取れない
- マッサージに行っても肩こりが治らない
- 歯医者で「噛む力が強いですね」と言われたことがある
そんな方は、ぜひ一度当院へご相談ください。噛み合わせのバランスを整えたり、マウスピースを併用したりすることで、あなたの仕事効率と健康状態は劇的に改善するはずです。
まとめ:「顎」を休ませてあげよう
バリバリ働くオフィスワーカーにとって、集中力は武器です。しかし、その武器が自分自身の健康(歯や顎)を傷つけてしまっては元も子もありません。
「集中しても、歯は触れさせない」
この新常識を、明日からのデスクワークに取り入れてみてください。 お口の健康から、あなたのビジネスライフをもっと快適に。
デンタルフラッグ・ステージ二日町は、働く皆さまの強い味方です!
クリニック情報
デンタルフラッグ・ステージ二日町
住所: 仙台市青葉区二日町7-6 第5ダイキンビル2階
診療時間: 月・火・水・金(平日20:00まで診療 / 最終受付19:30) 木・土(最終受付14:30)
お休み: 日曜・祝日
ご予約はこちらから
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監修:デンタルフラッグ・ステージ二日町 院長 前澤訓(マエザワサトシ)

宮城県仙台市出身
日本歯科大学生命歯学部(東京) 口腔外科第二講座大学院卒業
2010年 デンタルフラッグ・ステージ二日町開業
宮城県歯科医師会代議委員
宮城県歯科医師連盟評議委員
宮城県日本歯科大学校友会理事
社会福祉法人未来福祉会理事
仙台市立広瀬中学校校医
ミッキーこども園園医
ぶんぶん保育園園医
少林寺拳法中拳士三段
(2026年5月現在)



